教育実習

①「日本語教育実習」は本課程修了のための必修科目です。指定された学外の日本語教育機関において、原則として4年次の春または秋に教育実習を行います。実習を行う日本語教育機関は、実習先の意向、成績、課程履修者の希望等を基に日本語教育センターが決定します。実習時期は、課程履修者の諸々の状況(両立して履修する資格課程等の有無など)を考慮し、4年次春学期に実施するか、4年次秋学期に実施するかを決定します。教育実習の詳細については、3年次のオリエンテーションにおいて説明します。

②「日本語教育実習」には、オリエンテーション、授業見学、授業準備、振り返り、報告書作成等も含まれます。さらに、日本語教育センター専任教員による事前指導、及び事後指導を受ける必要があります。

③教育実習には、実習費(10,000円程度)のほかに、実習先への交通費実費が必要です。

④教育実習では、受け入れ先の教育機関における日本語学習者の方々の、貴重な学習時間をお借りすることになります。また、機関によっては、通常の教育プログラムの中に、教育実習での授業が組み込まれているケースもあります。そのため、自覚と責任をもって臨む必要があります。しっかり授業準備をして授業を担当するのは当然ですが、服装・身だしなみやマナーにも十分気をつけてください。また、実習先で知り得た情報や実習先の写真・映像などを無断でSNSにあげることは厳禁です。

⑤教育実習には複数人が同時期に行きます。教壇実習は個人で行いますが、同じ教育機関で実習する学生同士協力しあってください。